利休のおもてなしと杉箸

千利休はお客様を招く日の朝に、お招きしたお客様の人数分だけ吉野より取り寄せた杉の箸材を利休自ら、心を込めて小刀で両端を細く削り作ったといわれています。
削りたての杉の香りをもお客様に届けたいとの心使いから、お招きする日の朝にそのお客様のためだけの箸を用意したそうです。
もうその時点からおもてなしが始まっているわけですね。その心遣いがお客様に伝わり喜ばれたことでしょう。
真新しいお箸を大切なお客様に提供することは“日本人のおもてなしの心”のあらわれと言えます。