吉野杉箸がエコな訳!

吉野杉箸は江戸時代に大和下市にて、吉野杉の樽丸(酒樽)の生産が盛んでその生産時 に出来る端材(木皮丸)を利用しそれを材料に生産が始まりました。
端材が捨てられるのを惜しんで考案された有効利用のエコロジーな地場産業です。
以来200年余り、木材の用途は建築材に変わってまいりましたが、割箸の素材は当時と同じで、原木から建築材を製材した残りの端材を使用しその中から厳選された材料で吉野杉の箸を 作っています。
植林→下刈り→育成→間伐→伐採→植林と、山林資源の循環の中で、次世代へつなぐ森林環境に対し、ささやかながら緑の資源を守り育てる一翼を担いつつ励んでいるのが割箸産業です。
今一度【森林】と【割箸】と【おもてなしの心】と【エコ】の関係を見つめ直してください。